2014年8月5日火曜日

We Will Not Go Down マイケル・ハート (Michael Heart)

Metrolyricsのトップ100リリックでこの曲に出会いました。ここにランクインしている曲には,パーティやダンス,名声や恋愛関係などについて歌ったものが多いのですが,この曲はそういう曲とは違います。この曲が他とは違うのは,かなり政治的なメッセージを持った曲だからで,この曲にはSong for Gazaという副題がついています。
Wikipediaによれば,このMichael Heart(本名Annas Allaf )はシリア系アメリカ人のアーティストで,シリアで生まれヨーロッパとアメリカで育ったそうです。
I found this song on the top 100 lyrics list of Metrolyrics.  Unlike most lyrics on the list, it's not a song about a party, dance, fame or relationship.  What made the song stand out from others is that the message it carries is rather political.  It has a subtitle, Song for Gaza.
Wikipedia says the artist Michael Heart (real name is Annas Allaf) is a Syrian-American and was born in Syria and raised in Europe and the United States.
We Will Not Go Down  (Michael Heart)
A blinding flash of white light
Lit up the sky over Gaza tonight
People running for cover
Not knowing whether they're dead or alive

They came with their tanks and their planes
With ravaging fiery flames
And nothing remains
Just a voice rising up in the smoky haze

We will not go down
In the night, without a fight
You can burn up our mosques and our homes and our schools
But our spirit will never die
We will not go down
In Gaza tonight

Women and children alike
Murdered and massacred night after night
While the so-called leaders of countries afar
Debated on whose wrong or right

But their powerless words were in vain
And the bombs fell down like acid rain
But through the tears and the blood and the pain
You can still hear that voice through the smoky haze

We will not go down
In the night, without a fight
You can burn up our mosques and our homes and our schools
But our spirit will never die
We will not go down
In Gaza tonight

We will not go down
In the night, without a fight
You can burn up our mosques and our homes and our schools
But our spirit will never die

We will not go down
In the night, without a fight
We will not go down
In Gaza tonight

目も眩むような閃光が
ガザの街を包み込む
夜空を今照らしてる
逃げ込める場所を探して
人々が逃げ惑う
生きているのか
死んでいるのか
それさえ自分でわからぬままに

戦車や戦闘機に乗り込んで
あいつらはやってきた
荒れ狂う激しい炎とともに
後には何も残らずに
硝煙の霧がたちこめるなか
聞こえてくる声がある

このまま諦めたりしない
闇の中
抵抗ひとつしないまま
モスクも家も学校も
焼き払いたきゃ焼き払え
だけどそうされたって
そんなことで負けたりしない
こんなことで諦めない
このガザの夜空の下で

女や子どもまで
毎晩無差別に殺されてた
国の指導者とかいうヤツが
ここから遠く離れたところで
お互いどっちが正しいか
言い争っているうちに

だけどヤツらが口先だけで
あれこれ言ってみたとこで
何の役にも立たなくて
空からは爆弾が
酸性雨みたいに降ってきた
だけど人々が血を流し
悲しみの涙にくれながら
苦しんでるそんな時でも
硝煙の霧の中から
聞こえてくる声がある

このまま諦めたりしない
闇の中
抵抗ひとつしないまま
モスクも家も学校も
焼き払いたきゃ焼き払え
だけどそうされたって
そんなことで負けたりしない
こんなことで諦めない
このガザの夜空の下で

このまま諦めたりしない
闇の中
抵抗ひとつしないまま
モスクも家も学校も
焼き払いたきゃ焼き払え
だけどそうされたって
そんなことで負けたりしない

このまま諦めたりしない
闇の中
抵抗ひとつしないまま
そんなことで負けたりしない
このガザの夜空の下で

(余談)

本来は人間を救うために存在していたはずの宗教が,世の中の多くの紛争の根本原因となっているのは非常に皮肉なことだと思います。

2 件のコメント:

  1. 2009年初頭にリリースされた彼の曲に字幕を付けてユーチューブにアップしましたが、2011年7月に、NHKが放映した原発事故のニュースをユーチューブにアップするや否や、HHKからとマイケルハートプロダンクションの双方から強力な著作権侵害の申立を受け、ユーチューブアカウントの停止を余儀なくされたので、仕方なくそのクリップを取り下げたのでした。マイケル自身からは許諾を取り付けていたのですが、、、

    We will not go down
    In the night, without a fight

    のくだりは、ある意味、反語的表現で、

    おめおめと無抵抗で降参するないてことはないよ、
    あくまで戦うよ、あらゆる手段を使ってね、

    という意味ですよ。

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    1. コメント並びにご指摘ありがとうございます。ご指摘に従い早速訳文を修正いたしましたのでご確認ください。確かにそのようにすることで訳文が格段にわかりやすくなりました。ありがとうございました。

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